酒米(さかまい)の違い


酒米とは日本酒を醸造する原料。
主に麹米(こうじまい)として使われる米である。
酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)と言われ、
通常の食用米に比べ背が高いのが特徴である。

酒米の中でも山田錦は王者とも呼ばれており、
酒造関係者の間では「YK35」といって
「(Y)山田錦を使い(K)きょうかい9号酵母を用い、
 (35)精米歩合35%まで高めれば
 良い酒が出来て鑑評会でも金賞が取れる。」といった
言葉が流行したことがあったが、
そこまで単純なものではない。
では酒米の中でも特に有名なもの5つを紹介する。

山田錦(やまだにしき) 兵庫県
 酒米の全国一の生産量。酒米の王者と言ったらこの山田錦。
 香味が良く大吟醸や鑑評会に出品する日本酒は、
 この山田錦が多い。話題の獺祭(だっさい)もこの山田錦が原料。

五百万石(ごひゃくまんごく) 新潟県
 酒米の二大トップとして知られるのがこの五百万石
 淡麗でスッキリした味わいなのが特徴。
 
美山錦(みやまにしき) 長野県
 昭和53年に長野県農事試験場にて偶然誕生した
 比較的新しい酒米。
 五百万石のようなスッキリとした味わい。

出羽燦々(でわさんさん) 山形県
 吟醸王国と言われる山形県の代表する酒米。
 吟醸酒にふさわしい切れ味のある味と
 さらりとした淡麗の味わいが特徴。
 
雄町(おまち) 岡山県
 最も古い酒米として知られるのが雄町。
 山田錦や五百万石のルーツとなる。
 一時は生産量の激減により絶滅の危機だったが、
 岡山県の酒造メーカーを中心としたグループにより、
 再び復活することができた。
 濃厚でコクのある味わいが特徴

酒米は近年さらに増え続けており、
今では100種類以上ある。
どの酒米を使用しているのか知って、
日本酒を飲むとより一層楽しみが広がるのではないだろうか。