座りっぱなしは早死にする


座る時間が長いことによる体のリスクが注目されている。
寝るばかりすると寝たきりになるということは
認識されてきてるのだが、
座る時間が長い事についての害はあまり知られていない。

1日に6時間座る生活を続けていると、
日常的に運動をしていたとしても
1日に3時間しか座らない人に比べて
15年以内に死ぬ確率が40%増える。

これは医学誌『American Journal of Epidemiology』の論文で、
病歴のない成人12万3,216人への14年間に及ぶ追跡調査を分析、
1日6時間を座って過ごす人は、座る時間が3時間未満の人に比べて
死亡リスクが女性で37%、男性で17%高い結果という事である。

さらに長時間座って過ごし、
かつ運動や体を動かすことをしない人は
もっと死亡リスクが高くなり、
女性で94%、男性で48%との結果が出ている。

これは何が起こっているかというと、
座る事によってエネルギーの消費量が少なく、
体重増加や肥満になりやすくなる。
また下肢の筋肉を動かさない事で、
さまざまなホルモンの分泌が変化し、
トリグリセライド(中性脂肪)、コレステロールなど、
心疾患やその他の疾患に影響がある。

ではどのようにすれば対処できるのだろうか。
実は1時間に2分歩いただけで
死亡リスクは33%低下する事が
最近の研究で分かっている。

なるべく座り続ける時間を減らし、
こまめに歩く事がとても大切だという事。
特に女性は気をつけていった方が良さそう。
人間はやはり歩く事で
体の調子を整えている生き物なんだと思う。